2021-01-01から1年間の記事一覧
ホシクサ、クロホシクサときたら今度はヒロハイヌノヒゲでしょうか。本種はホシクサに次いでよく見られるホシクサ科植物ですが、水中栽培には向いていません。基本データ和名 ヒロハイヌノヒゲ学名 Eriocaulon robustius生活形 湿性植物、気まぐれに沈水分布…
水草図鑑、第二弾はクロホシクサです。 本種はホシクサブーム時には過大評価を受けていたように感じます。しかし育てる分にはまぁ…ホシクサと五十歩百歩だと思いますよ。わざわざ乱獲するような草ではないです。誰か育てていれば無限に増えますし。 基本デー…
水草図鑑シリーズを始めます。(唐突)第一回はホシクサ Eriocaulon cinereum です。私が水草にハマり始めた頃、世間ではホシクサブームなるものが起きていました。当時はネットを漁ることもまだそこまで無かったのですが、今になって当時の2chを見返してみ…
よく混同される水草です。ショップでも「ミズネコノオ ネコ!」とやたらネコ強調して売られている株からランナーが出ていたりします(ははは)。「虎を猫といえば猫になるのか」銀河英雄伝説にそんな台詞があったような気がしますね(笑)さて、私としてはミ…
よく混同される水草です。ショップでも「ミズネコノオ ネコ!」とやたらネコ強調して売られている株からランナーが出ていたりします(ははは)。「虎を猫といえば猫になるのか」銀河英雄伝説にそんな台詞があったような気がしますね(笑)さて、私としてはミ…
水道水のpHが高くて困っている.まあ日本中のアクアリストがそうかもしれないけど. という話なのですが,ちょっと状況が変わってくるかもです. 田中法生先生が2014年のアクアライフ11月号にて「アマゾン,マナウス近郊のトニナ自生地のpHはpH5.0前後,CO2…
ブラジリアンクイルウォートという水草を入手しました.1株550円也. やすい.いや,どう考えても安すぎます. ミズニラというのは実に増やしにくい水草で,滅多なことでは株別れしないので基本的には胞子を蒔くしかありません.胞子→前葉体→幼植物と育って…
水草レイアウトを作るにあたって外部式フィルターが一般的ですが,底面フィルターも案外いけますよね.現在アマゾニア +底面フィルターでトニナなどの南米水草を育てていますが,すこぶる状態がいいです. しかし底面フィルターってレイアウトに制限が大きい…
カボンバ食わず嫌いしてましたが最近気になってます.でもスペースとりますよね. 予習として現状流通しているカボンバについて. 普通に売っているカボンバ→Cabomba caroliniana var. caroliniana 英名はFanwortです. 但し,商用に売られている系統はかな…
水草をやっていると「これとこれは全然違う仲間なのにそっくりな形をしているな」というものによく出会います.今回はそう言った例について触れてみようと思います. 0.対生・互生・少数の輪生 水生生活には適応度が低いタイプだと思います.このタイプには…
ケヤリソウ第二弾いきます. 現在ケヤリソウとデカケヤリ,2系統の”ケヤリソウ”を管理していますが,それほど育てるのが難しい水草とは感じていません.それに,同じアラグアイア流域に生息し,サイズだけしか違わないように見えるこの2つのケヤリソウにも…
エイクホルニアがポンテデリアに吸収されたのは記憶に新しいです。というか、ミズアオイ科はポンテデリアとヘテランテラだけになってしまいました。アクアリストからすると「ヘテランテラとエイクホルニアはそっくりだから、エイクホルニアとヘテランテラの…
「週1,できれば週2で水替え」よく水草栽培で目にする文言ですが,正直そんなに毎日毎日水替えするの,しんどいですよね.私はしんどいです. 私は調べたり自生地を探しに行く方が中心で栽培に関しては思いっきり素人なうえにズボラなので,素人の感想じみ…
「南米ホシクサ」として流通する水草は一体何者なのか?と言う検索を始めています。 ホシクサというグループ自体が酷似した種がてんこ盛りなので非常に困ったものなのですが、シノニムが最近整理される傾向にあります(皮肉なことに日本産より南米産の方がま…
トチカガミって本当にないですよね. 「一般的な水草」であるかのように本には書かれていますが,本当にどこにもない.10年前にあったという情報を手掛かりに霞ケ浦付近をうろちょろしてみましたが,滅茶苦茶苦労するはめに.そこも次の年にはない. 日本で…
ブリクサも最近は売られなくなったものだ。"ロングリーフ"が売られていないのはまだいいとして、ショートリーフですら最近あまり売られていない。輸送がなかなかに面倒で溶けることがあり、さらに組織培養にも向いていないということで流通が絶えかけている…
ブリクサも最近は売られなくなったものだ。"ロングリーフ"が売られていないのはまだいいとして、ショートリーフですら最近あまり売られていない。輸送がなかなかに面倒で溶けることがあり、さらに組織培養にも向いていないということで流通が絶えかけている…
どうも, 水草に憧れてもう十数年,ようやく様々な水草を育てられる環境が整えられそう…となったら水草の流通はもうほとんど止まりかけ,野外の水草は壊滅的状況という悲しい現実に直面しております. 最近アクアリウムショップに新入荷する水草といえば,色…