水草オタクの水草がたり.

水草を探して調べるブログです.素人ながら頑張ります.

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

アマゾニア終売だってよ

アマゾニアが終売らしい。 当方もアマゾニアはわりと使っているほうだったし、トニナの栽培などでは1stチョイスといってよかったので残念な限りである。特に、水質が劣悪な地域において被害が激甚だろう。アマゾニアは他社のソイルと比較してそうした環境で…

ビオトープに用いる水草

ビオトープに用いる水草はどんなものがよいですか? そういう質問について、解説しようと思う。 「○○は育てやすい、××は増えすぎる…」といったものはよく聞くけれども、それ以上に踏み込んだ内容はなかなかお目にかかれない。 但し、その方が意味するビオト…

ビオトープとメダカと水生園芸

ビオトープに関する書籍が話題となり、ビオトープ・ブームが来ようとしている。 著者が人気な方であったこともゆえんのひとつではあろうが、装丁や内容も程よくライトでかつ抑えるところは押さえている、好印象な本であった。新しいことを始めるには「やって…

忘れ去られた水生穀物、葟子

狩猟採集生活に注目が集まっている。 野草採取系Youtuberや狩猟系Twittererが人気を集め、とんでもないようなゲテモノを含めて様々な動植物が食卓に上る(?)ようになった。 これは日本の不景気による文化衰退および、農業生産力の低下が末期的となり、つい…

簡単かつ安価な水草水槽を目指して

水草を趣味とする人間は非常にすくない。 時折、(あくまで水草関連で知り合った人ではなくて)水草も買いますという人に会うが、そうした人のほとんどは「数週間でダメになるので新しく買ってくる」というパターンであり、ちゃんと育てられている人に会うこ…

日本産水草が好きなわけではなくて

私を日本産水草の人と思っている人が結構いると思うけれど、あくまで私が好きなのは水草であって、そこにロカリティはさほど関係がない。熱帯の水草があればそっちのほうが、もちろん好きだ。南米やアフリカ、インド、ヨーロッパなどなど、海外の水草は本当…

ツツイトモ

狭葉性ヒルムシロ属の紹介、第二弾はツツイトモにしようと思う。 ツツイトモは絶滅危惧II類とかなり高ランクに位置付けられているものの、出会う機会がそこまで少ないかと言われるとそうでもない。皇居のお堀や井の頭公園の池などに出現して話題になることも…

誤った名称で市販されていたヒゲスジヌマハリイ

ヌマハリイ類を探してGWは粘ったのだけど、よくわからない幼弱個体と残りはコツブヌマハリイとオオヌマハリイだった。(スジヌマハリイやヒメハリイ、クロハリイあたりが見たかったのだけど…) 意気消沈しながらホムセンの熱帯魚売り場をぶらぶらしていると……

誤った名称で市販されていたヒゲスジヌマハリイ

ヌマハリイ類を探してGWは粘ったのだけど、よくわからない幼弱個体と残りはコツブヌマハリイとオオヌマハリイだった。(スジヌマハリイやヒメハリイ、クロハリイあたりが見たかったのだけど…) 意気消沈しながらホムセンの熱帯魚売り場をぶらぶらしていると……

ウォータースプライトは何者なのか

ウォータースプライト、アメリカンスプライト、ベトナムスプライト、ラオススプライト…さまざまなスプライトがある。ウォーターファンもまた、スプライトの一種であるし、日本の水田で普通にみられるヒメミズワラビもまた、どうみてもスプライトである。さて…

ミカワスブタと呼ばれている植物について

栃木県においてミカワスブタと呼ばれている植物がある。かれこれ見つかってから20年以上そう呼ばれているし、そう呼ぶことに納得がいっているので、私もそれに準じてそう呼んでいる。 分布域ははっきりしていて、その種だけが多産する地帯があり、その周辺部…