水草オタクの水草がたり.

水草を探して調べるブログです.素人ながら頑張ります.

2022年カメルーン便についての水草がたり リムノフィトン,クリナム,ボルビ

ヤバいものが2連発は反則ですよ.次弾装填急げ!

 

リムノフィトン・フルイタンス

激やばです.10年ぶりに生きた株が入荷,サイズは…誰がこんなの育てるのやらというサイズ感.120㎝くらいあり,水槽に入れるのはもはや困難です.水槽というより,温室がある施設などで栽培されるべき種だと思います.本来渓流植物なので,植物園の温室によくある「せせらぎ」に植えればいける気がするんですよね・・・.学術的価値もありそうなサンプルなので,植物園スタッフの眼に触れた株が一つでもあればなあと.

栽培困難な種ですが,もしも日本初開花やら展示やらがいつか見られたらうれしいですね.株によっては開花や果実が見られたので,実生も行える余地があります.

本種は極めて稀な「常緑の沈水渓流植物」です.他にこういう例は殆ど思い当たらないくらいなのですが,どういう環境に生えているのでしょうか.

 

クリナムspコークスクリュー

クリナム・トーチフォリアです.ナタンスに似ますが(?)中肋なしで葉全体がよじれます.特徴からはCrinum natans inundatumであると思われます.この亜種は水位差のある場所で生育し乾季を球根で越すため,休眠期があるのではと疑っています.入荷回数が少ないとはいえ,日本に前回入荷分が残っていないのは何か理由があるのでしょう.

 

ボルビティス

いつもの.ギニア便と比べてみるのも楽しそうです.