2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
南西諸島に行くたびに、生き物を保護する側と、生き物屋と称される人々の対立が年々ひどくなっているのを感じる。種の保存法は、「生息地を保護し、食害(たとえば年々増え続ける鹿害やザリガニ害)や開発から保護する」ことよりもはるかに、「生き物を採集…
北方のやや富栄養な浅い水中に見られる抽水植物です。耐暑性はあり、栽培にあたって暑さはそこまで問題にならないようです。関東平野でも見られる場所があります。ツルアブラガヤと違って地下茎で増えず株立ちで美しい植物ですが、葉縁が鋭く油断すると手を…
世界の熱帯に広く分布する多年生の湿性〜抽水植物です。フラグミテスspギニアとして流通した種にきわめて近縁ですが、試した限りでは沈水化しません。 草姿が非常に美しく、耐寒性はないものの夏場の抽水植物として楽しめます。五角柱状の茎はカヤツリグサ科…
世界の熱帯に広く分布する多年生の湿性〜抽水植物です。フラグミテスspギニアとして流通した種にきわめて近縁ですが、試した限りでは沈水化しません。 草姿が非常に美しく、耐寒性はないものの夏場の抽水植物として楽しめます。五角柱状の茎はカヤツリグサ科…
ふと、サトイモの学名をどう書けばいいのかで悩んだ。 里芋はごく一般的な野菜であるが、分類には非常に大きな課題がある。 国内における、里芋の扱いはどのようなものだろうか。 Ylistでは C. antiquorum Schott・・・ヤマサトイモ ・・・Var. toonoimo T. …
夏が近づいてきました。 店先で水生植物を見かけることが多くなる季節ですし、採集に行かれる方も結構いらっしゃるのではないかと思います。今回はザックリとですが、水生植物の中でも抽水植物と浮葉植物にフォーカスして、栽培について書いてみようと思いま…
スイレンほど一般的に知られつつも、理解されていない植物はなかなかないだろう。園芸店レベルですら、赤白黄色と、大きいのと小さいの、あと斑入りがある・・・くらいの理解であるように思う。また、スイレンを育てたことがある人はそこそこいると思うが、…