水草オタクの水草がたり.

水草を探して調べるブログです.素人ながら頑張ります.

エリオカウロンspウォーターリーアイズ、MARAYATOOR

f:id:RuinsofAquaticPlants:20211118125145j:plainウォーターリーアイズ、MARAYATOORともに個人的に一番オススメのホシクサです。育てやすくわりかし植え替えにも強く、よく増えます。まさにホシクサの皮を被ったエキノドルスです。
美しさという点でも合格点でしょう(ソーシャルフェザーダスターって言うほど美しくないと個人的には思っていたり)。値段も最近はお求めやすくなってきました。ぜひこのまま定番水草になって欲しいところです。

分類としてはどちらもEriocaulon breviscapumではないかと。インドで妙に多様化している流水細葉系ホシクサの一角です。MARAYATOORに比べてウォーターリーアイズの方が少しだけ葉が細長い傾向がある気がします。
興味深いことに、花をつける際は太短い葉をつけるようです。水中水上化といいますか。うちでは殖えるばかりで花が咲かないのですが、チャーム館林店では株はそれほど大きくないのになぜかいつも咲いています。こちらでも咲かせてみたいものです。
特筆すべきことに花が咲いても枯れません。脇から子株を出してまた復活します。
ホシクサは基本的に高光量を好みますが、本種は他の水草に覆われてもあまり枯れません。不思議なものです。
さらにそれだけでなく、屋外に出しても枯れません。全日照の真夏の睡蓮鉢に放置できます。寒さにもわりかし強く、最低気温10度が数日続いたくらいでは枯れません。
というように水中では最強な感じですが水上化に関しては失敗続き。本種は沈水性ホシクサという認識が良さそうです。