ミカワスブタ
自家累代個体(F3)の株分け増殖品です。
現在F4とF3が水槽にいます。屋外では種子増殖は増え継げるものの大型化せずチンケなままなので、晩秋に室内に取り込むのが恒例です。本種は特に多年草の傾向が強く、冬になって寒くなっても限界まで葉の展開を続け、水温が5度を切ってきた頃に力つきます。親株もまだ生きているので、5年以上は株の寿命があるものと思います。
栽培はやや難しく、腐食酸と鉄分の豊富な環境を好むのではないかと思っています。最近鉄釘をピート煮出し液に浸した"釘ピート"を添加するようにした所状態が上がっています。
光が強く状態が良くなると真紅に染まります。他のブリクサも赤みを帯びることはありますが、こんなに赤くなったことはありません
(現在スブタ、ミカワ、セトヤナギ、ヤナギ、マルミを栽培しており、“ジャポニカ"と"ショートリーフ"も栽培経験があります。)
5つほどに株分かれしていました。
スブタに比べると株別れしやすいだけでなく、根が太く大雑把で荒い印象を受けます。
小さい印象を受けていましたが、環境によっては結構大きくなるようです。
それをいったらファームから来るブリクサショートリーフもとにかく大きく、茎が驚くほど伸びているのですが。