水草オタクの水草がたり.

水草を探して調べるブログです.素人ながら頑張ります.

2024-04-08から1日間の記事一覧

タイヌビエ

やはりこの背の高さ、型崩れしないしっかりとした立ち性、そして大きな小穂が特徴的。

ヒメタイヌビエ

意外に写真がないヒメタイヌビエ。関東では局地的な印象を受ける。 小穂は丸みを帯び、ヒメイヌビエを丸くした程度には小さく、第一護エイは日本産種でも特に短い。イネ擬態でサイズはイネ準拠。ほかのヒエ類より葉が青っぽく、タイヌビエより小さく穂も寸詰…

イヌビエ

この株はイヌビエらしいイヌビエだと思った。 イヌビエはしばしばタイヌビエに酷似する。上がタイヌビエで、下がイヌビエである。 小穂の大きさの違いがわかるだろうか。イヌビエには地域差が大きいので、もっと違いがはっきりする株が多い。

いろいろなヒエ

右はタイヌビエ、左はケイヌビエ。やはりタイヌビエの方が同じくらいの長さでも、ぷっくりしている。 イヌビエだが立ち性傾向の強いもの。穂は細くてやせた印象を受ける。 タイヌビエではなさそうな、一見ヒメイヌビエを思わせるような小穂も小さい開帳型草…

ケイヌビエ

関東の田園地帯では実によくみかけるヒエ類。 日本のノビエ類ではもっとも野生に近い種だと思っていて、平野部の低湿地に多く、水田よりむしろ自然湿地でよく見かける。 長いノギが特徴的で、強豪かつ横向きに周囲の植物をなぎ倒すように生育する様子も他の…

リュウノヒゲモとその類縁

あくまでメモ書き。 さきほどTLを眺めていたら北海道にホソバリュウノヒゲモ Potamogeton filiformisが分布するという情報があった。初耳だったので違いについてとりあえず調べてみた。 リュウノヒゲモは極めて変異が激しく、ヨシの茎を思わせるほどに巨大化…