ヨーロッパには水生セリが複数います。
今回はセロリ…オランダミツバ属の水生種、Apium(Helosciadium) inundatumを紹介します。
https://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:842885-1
本種は西ヨーロッパから北アフリカの泥質の湿地や河川に生育する多年草で、下部につく葉はふつう水中に展開し、細かい糸状の二重複葉となります。上部の葉は水面から突き抜け、それに比べるとかなり幅広の複葉です。開花期は5~6月で、白く小さな五弁花の散形花序をつけます。
水中葉は非常に細かく、一見するとタヌキモか何かのように見えるほどです。
Apium属はどうも多系統であり、近年では本種を含む一群がHelosciadiumとして別属に扱われることが多いです。
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https://link.springer.com/article/10.1007/s00606-010-0284-3
ただ、ひとまずはApiumとして紹介します。
*この記事は書きかけなのであとで気が向いたら追記しようかなと。