流通していると聞いて何年も待って、待ちながら探しているうちに維持していた方が亡くなり、もう入手する機会はないかとまで思ったものの入手する機会を得たPaepalanthus tortilisです。株自体はいたって健康で成長も早く、枯れることより巨大化するほうが心配なくらいです。願わくば早く開花してほしいですね。
ただ現時点でL水槽の蓋に届きそうなので、開花するとなるとかなり背の高い温室を用意してあげないといけなさそうです。
脇芽も出てきました。5本くらいでしょうか。日本で手に入る数少ないPaepalanthusですから、リスク分散も兼ねてできるだけ数は増やしておきたいものです。
でもとにかく…
花、みたい。バラしたい!
さてボリビアンスターに一見よく似ている本種ですが、根は全く違います。
根は透明で非常に細かく、根毛が発達しています。同じくPaepalanthus属に統合されたスターレンジの根に非常によく似ており、Syngonanthus属のボリビアンスターやミカドホシクサで見られるのっぺりとした白い根や、Eriocaulon属で一般的にみられる隔壁で多数に仕切られた白い縞々の根とは全く異なります。
まぁEriocaulonやSyngonanthusにもこんな根のものがいないとも限らないのでまだまだ色々みないとですね。(少なくともEriocaulonには若干数種いることを確認済)