ビオラセアの初便はイスラエルのオスラシアのものであるらしい.その後デナリーが発売している.
それに対し,よく混同されるパンタナルツーテンプルは「パンタナルのムトゥン川の河原」というロカリティである.
パンタナルツーテンプルが日本から海外にわたって…というシナリオはいまいち考えにくいので,両者は別物だったのではないかという気がする.
ほかにもパンタナルツーテンプルの水上葉は著しく小型だったというが,ビオラセアのものは硬くしっかりしており,あまり水草に見えないものだったという.
さて,ここで提起される問題は
「いったい何を根拠にビオラセアと名付けたのか?」
「ビオラセア=パンタナルツーテンプル説は誰が言い出し,その根拠は何だったのか?」
「ビオラセア,パンタナルツーテンプルの水上葉には本当に差があったのか?」
「そもそもこいつらはいったい誰なのだろうか?」
と言ったものである.今後の課題としたい