こんなもん作ってみた.両脇はだいたい川の名前と有名な産地,真ん中右は河川流域,真ん中左は気候分布.
これと水草の分布を重ねてみて,わかったことがある.
流域はあんまり関係ない((笑))
頑張って描いたのに!
さて.
①熱帯雨林気候に主に分布する種
②熱帯サバナ気候に主に分布する種
③温暖湿潤気候に主に分布する種
④どこでもいい種
というように生息域をグルーピングできることに気づいた.さらに,これはどうも育て方にも直結する問題のようである.
①熱帯雨林気候に分布する種
トニナ,エグレリア,アマゾンハイグロ,スターレンジ,ラージナヤスなど.
所謂南米の難関水草が含まれる.スターレンジ,ラージナヤスは熱帯サバナ気候まで分布するが,温暖湿潤気候には出てこない.
②熱帯サバナ気候に主に分布する種
南米産沈水ホシクサ,ケヤリソウ,ピンネイト,アマゾンソードなど
これも南米の難関水草が目立つが,強光をとにかく要求するものが目立つ.
③温暖湿潤気候に主に分布する種
ブラジリアンフラジャイルプラント,深緑系エキノドルス,アマゾンオテリアなど
エキノドルスは基本的に四季がある環境の方が好みなようだ.
④どこでもいい種
マヤカ類,エイクホルニア,エキノドルス・フロリブンダス,ラージパールグラスなど
要するに,強いやつら.あまり低pHを要求しない種はこのパターンが多い印象.
という感じですね.