ロタラという水草がアクアリウムを席巻してもう何年になるだろうか。
ネイチャーアクアリウムの方からすると、「水草といえばロタラ」というくらいだと思う。
私もまぁロタラに洗脳された人の一人であり、ライトグリーンの水草こそ至高と思うようになってしまっている。そしてロタラからキカシグサやらヒメミソハギやらに興味が移っていったお陰で、私の好きな水草は湿地性の水草ばかりになってしまっている。しばしば「404さんは水草というより湿性植物が好きだよね」と言われてしまうのは、きーみのせいきみのせいきみのせいでー、ということなのである。
というわけで、好きなロタラについて少し語ってみる。
まず挙げるべきはセイロンロタラである。
トリミング耐性が水草として最強クラスで、CO2が切れても育つ、パールグラス並の水草である。しかも、他のロタラより一回り小さい。耐寒性も少しあり、他のロタラが即・絶命する条件でもなんとか生きながらえることがある。
しかしながら、いまやセイロンロタラを見ることは少なくなっているように感じる。
ファーム便のポットには違和感を感じるものばかりになってきている。大きかったり、葉色がなんだか違ったり。
座標軸たるセイロンロタラはADAの侘び草に入っているものが現在一番ちゃんとしていると思う。私がなぜセイロンロタラを最初に話そうと思ったのかわかるはずだ。
(とはいいつつ現在セイロンロタラやってないんですけどね…。こちらは寒すぎて滅多に咲かないから遺伝子汚染の心配も少なく、屋外栽培してるので冬の時期は寝てるのです。毎年1,2本は生えてくるので期待してるんですが、今年はやたら寒いのでどうかなぁ…。絶やしたら侘び草買ってこようと思います。)