学名 Lilaeopsis minor? *未同定
海外流通名 Lilaeopsis brasiliensis
分類 セリ科
分布 南米,ブラジル(?)
この水草について
異形のセリ科植物で,隔壁により仕切られた棒状の葉をもちランナーで増殖します.無印のコブラグラスとして流通するものはニュージーランド南島のLilaeopsis novae-zelandiaeという学名が充てられる場合が多いのですが,チャームのものは別名が南米コブラグラス,ブラジリアンコブラグラスとされていることからL. minor(=L. brasiliensis)なのでしょうか??単純な構造ゆえにコブラグラス類は分類がなかなか難しいので,まだ手を付けていません.
野生下での生態
Lilaeopsisは基本的には温帯の種なので,低温を好むと思われます.カッセルマンが”L. brasiliensis”を採集した地点ではブラジルながら10度台の水が流れ込むような場所であるようです.
私なりの育て方
水槽以外での楽しみ方
コブラグラス類は栽培経験がなく詳しいことは言えません.
混同されがちな種と見分け方
ニュージーランドのコブラグラス,ブラジルのコブラグラス,モーリシャスのコブラグラスは今でもわりと流通していますがどれも小型ではっきりとした違いを見つけづらいです.比較及び違いに関しては後でまとめようと思います.L. minor以外にもブラジルには複数種のLilaeopsisがいるので,ブラジルのコブラグラスを簡単に”L. brasiliensis”と決めつけるのも危険かもしれません.