水草オタクの水草がたり.

水草を探して調べるブログです.素人ながら頑張ります.

チャームの水草を勝手に解説していくシリーズ,(序章)チャームから水草を学ぼう

チャームの水草を勝手に解説していくシリーズ

というのをやろうと思います.あくまで自主的なもので,チャームからギャラをもらってるわけではないです.

www.shopping-charm.jp

なぜチャームの水草を解説するのか?

それはチャームの水草は品質が安定しているだけでなく,自社ファームで生産しているため同じ系統が何年も流通しているためです.さらにいえば,まったく同じ可能性があるものでも入手経路が異なる場合微妙に名前を違えて,分けて売っているケースもあるため,名前に関しては信頼のおけるショップといえるからです.

 

一方で,海外ファームでは勝手に前触れもなくものをすり替える行為が目立ち,名前の信頼度はヤフオク並みだと思った方がいいです.いや,ヤフオク以下かもしれません.しかも問屋を通る過程で色々滅茶滅茶になるので,「問屋にホトニアを発注したらアンブリアが来た」ようなことが普通に起きるのです.

現状の海外ファームがどこも全く信用ならない以上,ファームから仕入れた水草の信頼性も皆無に等しくなっています.

 

このブログの趣旨として,「水草の流通名は信じてはならない,笑い飛ばすもの」というものがあります.自分でよく見て選ぶ水草リテラシーの形成が現在の混沌の中で水草をやるうえで非常に重要であることは間違いないでしょうし,水草リテラシーを身に着けた上では海外ファームがポンポン送り付けてくるデタラメ水草が最高に面白いものに化けます.しかしそのためには,勉強用の品質が安定した座標軸が必要です.

 

しかし現状,自家生産の水草を扱うショップは年々激減しており,こうした座標軸になるようなショップやサイトは非常に少ないのが現状です.わずかな例外もありますが.

たとえば「目利きが選抜した,買える水草図鑑」状態になっている千葉のWaterplantsloverに足を運んで見比べたり質問するのは最高に勉強になりますし,Rootsさんの配信で質問してみるのも非常に役に立ちます.Rootsさんのサイトも非常に勉強になりますが,いわゆる普及種はあまり乗っていないのは困りものです.

水草図鑑の類の書籍はほとんどが絶版になってしまいましたが,皆さんご存じのように水草を知り尽くしているWaterplantsloverの高城さんが著した「世界の水草500種図鑑」だけは現在も更新が続いており,価格もお手頃で入手しやすいことからも水草リテラシーを身に着けるためには最も有効なものといえます.ネット図鑑の類では,レヨンベールアクアの記事が今も公開されていますが,遺跡のようなものでいつ消えるかわかりません.

 

そして,チャームもこれらに並ぶくらい資料価値のあるショップ・サイトであると私は思っています.写真もきれいでとても参考になりますし,なにしろ注文すれば翌日届きます.先述したように品質・モノが安定しているのもチャームの凄いところです.水草は非常にVariableな生物ですから,自分で育ててみないとなかなかよくわからないところがあります.

しかしチャームには問題点もあって,解説の更新がかなり遅れがちで,しばしば間違っていることです.さらに多くの方がチャームで買い物をするので,誤解を広める基になってしまうこともあるのも事実です…

 

というわけで,気まぐれながらですが私が知っている範囲でチャームの水草を解説していこうと思います.あくまで勝手な企画ですので三日坊主かもしれませんが,よろしく.