ホームセンターでもときどき売られているほど普通な、輸入水草としてはありふれたものですが、自生地はまさに南米水草の最たるものといった感じです。時々水中写真に映り込んでいますが、凄いブラックウォーターに生育していることが多いようです。クリアウォーターの水中写真ではあまり見かけたことがない気がします。
ということでうちではトニナと一緒に栽培しています。(トニナはクリアウォーターなんですけど、酸性繋がりということで)
初期導入に大変難があり、輸入されてきた株はかなりの確率で既に死にかけです。そこからの蘇生が楽しい、でも苦しくて辛い。でもやるっきゃないのであります。しかも安いから国内維持されている方を聞いたことがない。
結局数束使って一年近くかけて調子の良い株を常時見ることができるようになりました。
銀色を帯びた葉は時々ピンク色に染まることもあり、本当に美しいです。
どうです?良いでしょう。良いですよね?
学名に関してはマヤカはめちゃくちゃです。
花柄が長いので普通のマヤカ、M. fluviatilisは除外できるでしょう。しかしそこからが大変だ。M. sellowiniana的なやつとしておけば楽なんですがそれを幾つに分けるのか、分けるとしたら何で分けるのか…正直訳がわかりません。はい。なのでしばらくは静観しておこうと思います。
売られている割に栽培情報が少ないですが、いったん馴染めばわりと丈夫ですので、是非とも見かけたら飼いならしてみてください
。ちなみに、無印マヤカに比べてエビの食害もマイルドです。